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こんにちは。ストレートネックという言葉を聞いたことある方はいらっしゃると思いますが、そもそも自分はストレートネックなのか?と気になる方もいらっしゃると思います🤔頭痛や肩こりの原因にもなるそうなので、ストレートネックのチェック方法や改善方法等ご紹介していきます🙋‍♀️

ストレートネックとは

ストレートネックとは、本来緩やかに曲がっている頚椎が真っすぐになる状態の事です。通常であれば頚椎はやや前方へ緩やかにカーブを描き、首や肩の筋肉と共に頭を支えます。しかしスマホなどを使用しうつむいた姿勢が長く続いてしまうと、本来のカーブが失われた状態になってしまうのです。

ストレートネックには「筋性」と「骨性」があります。筋性は猫背などの悪い姿勢から筋肉がこわばり生じます。一方骨性は筋性のストレートネックが長く続き、頸椎自体が歪んで起こります。このようにストレートネックは、悪い姿勢が続くことが原因で首の骨が真っすぐ固まった状態を指します。

ストレートネックの原因

ストレートネックの原因は悪い姿勢を長時間続けることです。長時間パソコンやスマートフォンを使用したり、読書したりするとうつむいた姿勢になりやすくなります。腰や背中が丸まると首が前傾し、頭を前に突き出したような姿勢になります。すると次第に背中から首にかけて背骨が真っすぐな状態になり、進行すると関節や筋肉がその状態で固まってしまいストレートネックになります。

また、首が前に傾いた姿勢は、首の筋肉が引っ張られ緊張が高まります。この状態が続くと、頭痛や肩こりなどを生じることもあります。スマホやパソコンの長時間使用の場合には、悪い姿勢が継続していないか気にする必要がありますね。

ストレートネックの症状

ストレートネックは背骨全体のバランスが大きく崩れ、頭痛の原因や首や肩こりなどの症状がでます。首のカーブが失われ前方に傾くと、首や肩などの筋肉が緊張します。筋肉が緊張すると血流が悪くなり、肩や首の痛み、頭痛などを引き起こし、肩の関節の動きが抑制されると肩こりなども生じやすくなります。さらに、首周りの筋肉によって神経が刺激されると、手の痺れや後頭部の筋肉が硬くなり眼精疲労を伴ったりすることもあります。

ストレートネックの確認方法

  1. 壁に背中とお尻をつけて自然な姿勢で立つ
  2. 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとが壁に自然についているか確認する

後頭部が浮いていたり無理をしないとくっつかなかったりする場合にはストレートネックである可能性が高いです。

ストレートネックの予防・改善ポイント

・長時間同じ姿勢でいないようにする

通常、背骨は横から見ると緩いS字のカーブになっていますが、猫背の姿勢が長時間続くと背骨と首のカーブが真っすぐのままになってしまいます。そのためスマートフォンやパソコンの使用で前かがみの姿勢が続いている際は、こまめに休憩を挟んで体を動かしてみましょう。目安は20~30分に一度、姿勢を変えたり立ち上がったりすると良いとされています

・適正な姿勢で座る

うつむいた姿勢はストレートネックの原因になります。椅子に座る姿勢は、深く腰掛けて座り背もたれでしっかり体幹を支え、足底の全体が地面に着地している状態が良いです。この状態は腰痛を防ぐこともできます。あとは、椅子の高さを自分にあうよう調整したり、スマホやパソコンの位置を目の高さに合わせることも重要です。

また、骨盤を立てて座る事も重要です。骨盤が後ろに倒れると背中が丸くなってしまいストレートネックや肩こりの原因になります。逆に骨盤が前に倒れると反り腰や腰痛の原因になります。

その他にも視力低下に伴い、座る姿勢が悪くなることがストレートネックの原因にもなります。視力が低下すると画面等が見えにくくなり前かがみの姿勢になってしまいます。視力低下による姿勢の悪さを感じた場合、病院への受診や必要に応じてめがねやコンタクトを検討してみてください。

・枕の高さを変える

枕の役割は敷布団と後頭部からの首の隙間を埋めて自然な姿勢を保つことです。高さの目安は、敷布団と首の角度が5度に調整すると良いとされています。ただし敷布団と首の隙間の深さは、体型によって異なり個人差があるので注意しましょう。

・首のストレッチを行う

首のストレッチには首を横に倒すストレッチや、首を横向きに回すように動かすストレッチなどがあります。

首を横に倒すストレッチ

  1. 目線を正面に向け正しい姿勢にする
  2. 呼吸を止めないように意識し、ゆっくり首を左右交互に倒す

このストレッチで首まわりの筋肉がほぐすことができます。

首を横に回すストレッチ

  1. 肩から下を動かないようにする
  2. 正面を向いた状態を保ち、顔を横方向に動かし鼻先が自分の真横を向くようにする

首をかしげたり姿勢が崩れないよう注意しましょう。

あとは、タオルを使用したストレッチを行うと自然な首のカーブをつくれます。

タオルを使用した首のストレッチ

  1. 姿勢を正した状態で座り、指先で首の後ろにある出っ張った骨を探す
  2. タオルの両端を持ち、出っ張った骨から指2本分くらい上にタオルの真ん中部分を当てる
  3. タオルの両端を下に引いて頭を後ろに倒していく

立った状態で行うストレッチ

  1. 体の後ろで手を組み、腕を伸ばして胸を開く
  2. そのまま頭を後ろに倒し、顎下を伸ばす

この立った状態でのストレッチはタオルは使用しませんが、首のこりをほぐすことができます。是非デスクワークの合間など時間を見つけて行ってみてください🙌

– この記事を書いた人 –

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狩野 彩
かのう あや



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