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皆さんこんにちは。ふと立った時にくらっとする立ち眩み、経験したことはありませんか?特に、疲れているときなどに経験される方は多いのではないでしょうか。しかし、ときには病気が原因となっている場合もあるのです!!ちょっとした貧血ならまだ良いのですが、病気だった場合大変です。しっかりと自分の状態を把握し、対策をしましょう!

立ち眩みの症状

立ちくらみは、長い時間湯船につかった後や椅子から急に立ち上がった後に、脳へ血液や酸素が十分に送られなかったり、血圧の調節がうまくいかなかったりすることで起こります。

・立ち上がろうとしたときにクラクラする

・血の気が引くような感じがする

・目の前が白くなるような感覚がする

・気が遠くなるような感じがする

などといった症状があります。日常生活の中で椅子から立ち上がる動作は多いので、よく立ち眩みがしてしまう人は本当に辛いですよね。しっかりと対処をしましょう!

原因

・起立性調節障害

立ちくらみが起こる主な原因は、脳の血流量を調整する自律神経の乱れです。具体的には、座っていたときに下がっていた血圧が、立ち上がるときに戻らず、一時的に脳が血流不足となってしまう状態をいいます。この症状を起立性調節障害といいます。ストレスや急激な身体の成長により自律神経のバランスが乱れ、血圧の調節がうまくいかなくなることが原因となっています。

・貧血

貧血で血流が悪くなっている場合も、立ち眩みが起こりやすくなります。

「鉄欠乏性貧血」と呼ばれる症状が最も多く、鉄分の不足や月経などのときに起こる貧血です。全身に酸素を運ぶ血液成分「ヘモグロビン」は鉄分によって生成されるため、貧血によってこれが不足すると全身に十分な酸素がいきわたらず、血行が悪くなります。これにより、脳の伝達経路に異常が生じ、立ちくらみが起こります。

予防法

では、実際に立ち眩みの予防法について紹介します。

①規則正しい生活を送る

立ち眩みだけに関わらず、健康でいるために一番大事なことは規則正しい生活ですね!1日3回の食事、就寝・起床は毎日同じ時間に行い、生活リズムを守りましょう。適度な運動も有効です。

②下半身から血液が戻りやすい体をつくる

身体をほぐして、血液の流れを良くするために、そして、血液を上半身へと戻す筋力をつけるために、定期的に運動することを心がけましょう。ただし、立ちくらみがひどい場合は、様子を見ながら少しずつの軽い運動で体を慣らすようにしましょう。また、きつめのタイツを履いて、下肢の血管や筋肉を適度に締め付けると、上半身に血液が戻りやすくなり、立ちくらみ予防に効果的です。

③血圧をあげる

血圧を上げるためにナトリウム(塩分)を摂取しましょう!ただし、高血圧の方は病気の悪化に繋がるため、厳禁です。

④薬を飲む

貧血気味の方はサプリメントなどを摂取するのもおススメです。最近では100円ショップでもさまざまなサプリメントが売っているので試しに買って飲んでみるのも良いですね(*^^)v

夏ならではの立ち眩み

立ち眩みの原因は主に貧血によるものですが、熱中症も立ち眩みを伴うことがあります。体温が上がると、体内の熱を発散するために身体の表面に流れる血液量が増え、熱を逃がそうとします。そのため、一時的に全身の血液が足りない状態となり、血圧が下がってしまいます。すると脳まで十分な血液量が行きわたらず、「熱失神」が起こるのです。そのため、貧血など、立ちくらみの要因がない人でも夏場は注意が必要です。

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大矢 波音
おおや はのん



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