皆さんこんにちは。最近も暑い日が続いていますね。夜、エアコンを付けながら寝てしまい、起きたら喉が痛くなった！という方はいらっしゃいますか？エアコンは涼しくて快適ですが、使い過ぎには注意が必要です。本日は、エアコンの使い過ぎによる症状についてお話します(*_*)

エアコンで喉が痛くなるのはなぜ？

そもそも、なぜエアコンを使用することで喉が痛くなるのでしょうか？一般的には、「空気が乾燥するから」といった理由をよく聞きますが、実は、乾燥だけが原因ではありません！原因は大きく分けて４つあります。

①乾燥

一番大きな原因はやはり乾燥です。エアコンは暖かい空気を吸い込み、その空気に含まれた熱を部屋の外に追い出すことで温度を調節しています。そして冷やす過程でエアコン内に発生した結露は、ドレンホースを通し水として室外に排出されます。放出される空気中の水分量が減り、その空気が気温により暖められることで乾燥していると感じるのです。

②口呼吸

人間の鼻には吸い込んだ空気の湿度を調節してくれる機能や、ホコリを防いでくれる機能があります。しかし口から空気を吸い込むと乾燥した空気がそのまま気管に入ってきてしまうため、喉の粘膜の乾燥に繋がるのです。口呼吸は主に就寝時の無意識状態で行っている人が多く、エアコンから排出された乾燥した空気が一晩中気管に入ることで、喉の腫れや痛みを感じることがあります。

③クーラー病

クーラー病とは、冷房の効いた室内の温度と外気温との温度差により自律神経のバランスが崩れてしまった状態のことをいい、冷えや食欲不振・腹痛やめまい、喉の痛みなどの症状があります。

④エアコンのカビ

エアコン内は水蒸気が溜まっているため、カビが発生しやすい状態にあります。カビを含んだ空気を吸い込むと感染症にかかり、風邪と似た熱や咳などの症状を引き起こすことで喉が痛くなることがあります。中でも、喘息や肺炎を発症してしまうことがあります。エアコン内に発生したカビによる肺炎は「夏型過敏性肺炎」とも呼ばれ、長引く咳や息切れ・倦怠感などの症状が特徴です。エアコンは定期的に掃除をしましょう！！

治し方

放置していたら痛みも長引いてしまいます。もしエアコンで喉が痛くなってしまったときのために、治し方を覚えておきましょう！

①うがい薬を飲む

市販薬で効果的なものは、うがい薬です。他にも喉スプレーなどがあります。また抗炎症成分が含まれたのど飴をこまめに口にすることもおすすめです。まずは市販薬を試してみましょう！

②殺菌効果のある食材を食べる

はちみつ、かりん、大根、ねぎ、しょうが、梨、ゆずなどの食材は殺菌効果があると言われています！はちみつをお湯に溶いたものや、カモミールなどのハーブティーもおすすめです。水分補給も忘れずに行いましょう。喉に刺激を与えてしまう炭酸やアルコール・カフェインが含まれた飲み物は避け、なるべく温かい飲み物をこまめに飲むようにしましょう。

エアコンから喉を守るためには？

喉が痛くなるのを防ぐためにエアコンを使わないわけにもいきませんよね。エアコンから喉を保護する以下の4つの対策法についてご紹介します！

・喉を保湿する

加湿器を置いたり、濡れたタオルを部屋に干したりすることが効果的です！また、少し苦しいかもしれませんがマスクを付けて寝ても保湿ができます。特に、濡れマスクなどの保湿効果が高いものを購入すると、より効果が期待できます。

・エアコンの掃除をする

エアコンについたカビやホコリが原因で喉が痛くなることはとても多いです。ずっと掃除をしていないエアコンには、カビやホコリ・空気中の汚れなどが多く付着しています。長い間掃除をしていない方は、一度エアコンを掃除してみましょう！

暑い夏にエアコンを使わないのは危険です。しっかりと喉を保湿して快適に過ごしましょう！

– この記事を書いた人 –

大矢　波音
おおや　はのん



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