カメムシ大量発生!🐞
こんにちは。今カメムシが大量発生しているのはご存じでしょうか?そのカメムシの大量発生の原因や対策等ご紹介します👊
カメムシとは?
カメムシ目・カメムシ亜目に属する昆虫の総称です。ご存知の方も多いと思いますが、刺激を与えると強烈な悪臭を放ちます。この悪臭に由来し、屁こき虫やヘッピリムシなどの俗称でも呼ばれることももあります。
カメムシは身を守るために強烈な悪臭を放ちますが、この臭いで時に自分までショック死するほどのようです。刺激を感じると中脚と後脚の間にある臭腺が開口し、その部分から悪臭を放ちます。強烈な悪臭の原因は、トランス-2-ヘキセナールを主とした成分です。草や葉の臭いの主成分でもあり、青臭いニオイが特徴です。
カメムシが好きなもの
・農作物や草花
カメムシが好きなものは稲、かぼちゃ、ピーマン、オクラ、大豆、梨などの農作物から、草花、庭木まで様々です。家庭菜園をしている方や近所に畑がある場合は、カメムシが発生する可能性が高いでしょう。
・白い洗濯物
外に干した洗濯物にカメムシがついていた経験はある方多いと思いますが、カメムシが洗濯物につくのは、「温度」と「色」が原因です。
カメムシは温かい所を好むので日干ししてある洗濯物はカメムシにとってまさに快適な温度。また白い色(明るい色)も好むので、外に白いTシャツやタオルを干している場合は、カメムシが好んで寄ってきます。カメムシは集団で行動するので、洗濯物に大量についている可能性もあります。洗濯物を取り込む時はよく注意しましょう。
カメムシが大量発生の理由
・秋に集団行動
カメムシは暖かくなる4月〜10月頃に発生します。洗濯物に止まったり、家の中に侵入したりするのもこの時期が多いです。特に9月〜11月は越冬するため、エサを求めて天気の良い日に大量の集団で移動します。この時家屋に侵入し、そのまま春まで居座ることもあります。
あと、カメムシはエサを求めて集団で移動しますが、エサとなるスギやヒノキの実が豊作な年は発生が比較的少ないものの、不作な年はエサを求めて稲田や果樹園周辺に集団で住み着きます。
カメムシの侵入を防ぐ対策
カメムシは2mmの隙間があれば侵入すると言われています。特に以下は侵入されやすいポイントなので注意してください。
- 網戸やサッシの隙間
- エアコンのドレンホース
- 給排気口
- 干している洗濯物
・除草する
雑草が多いところに繁殖しやすいので、自宅に庭や菜園がある場合は、定期的に除草をして繁殖させないようにしましょう。卵を産み付けられなければ、数が増えることはありません。なお、除草した草は放っておくとそこにカメムシが集まってくる可能性があるので、きちんと片付けましょう。
・網戸などの隙間をなくす
見てみると網戸や窓サッシの隙間が空いているかもしれません。カメムシは2mmの隙間があれば家に侵入できます。隙間テープなど、隙間対策できるものがホームセンターや100円ショップで購入できるので、隙間をしっかりふさぎましょう。
・ハッカ油スプレー
カメムシはミント系の香りを嫌います。ハッカ油をスプレーボトルに入れて網戸や窓に吹きかけると、忌避剤として効果的です。ハッカ油はドラッグストアで気軽に手に入ります。自然由来なうえ、ゴキブリなど他の害虫対策にもなるのでおすすめです。
・防虫剤を散布する
防虫剤や防虫剤入り殺虫剤を外壁や内壁、窓、玄関に直接吹きかけます。一度のスプレーで効き目が1週間〜2ヶ月程度持続するので効果的です。
カメムシ駆除NGな方法
カメムシは悪臭を放つため、駆除するには注意が必要です。駆除しても臭いがつかないように気をつけなければなりません。もし臭いがついてしまうとなかなか落ちず厄介ですね。
・掃除機で吸う
掃除機で吸い取ると、驚いたカメムシが掃除機内部で悪臭を放つ可能性があります。掃除機を使用する度に、掃除機の排気ガスから悪臭が漂うことになるので掃除機での駆除はやめましょう。
・叩く、潰す
カメムシを叩き潰してカメムシを駆除すると、壁や床には臭いが残るので、叩いて撃退するのは避けましょう。素手で潰すと、手に悪臭が残ります。さらにその手で目などに触れると炎症を起こすこともあるようです。さらにはカメムシの悪臭はハンドソープを使用してもなかなか落とせません。家の中で虫を見つけたら反射的につい叩いてしまいがちですが、カメムシは叩かないように気をつけましょう。
カメムシは他の虫と比べて悪臭を放つ所がとても厄介ですね!対策をし、少しでもカメムシに遭遇しないように注意してください💦
– この記事を書いた人 –
狩野 彩
かのう あや
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