爪に現れるサイン👐
こんにちは。暑かったり寒かったりと季節の変わり目ですがいかがお過ごしでしょうか?何気なく指を見ると爪がデコボコしていたり色が違うことありませんか?爪は「健康のバロメーター」と言われ、栄養不足や体調不良のサインが出やすく、健康チェックに役立つと言われています。そこで、爪の健康状態や栄養について紹介していきます✋
爪について
爪は実は皮膚の一部なのです。皮膚の表面の角質が厚くなったもので、皮膚や髪の毛と同じタンパク質の「ケラチン」でできています。
1日に伸びる爪の長さは、個人差はありますが約0.1mm程度です。爪全体が生まれ変わるのは、約3~6ヵ月と言われています。また、爪は足のほうが伸びるのが遅く、指の中でもよく動かす指ほど早く伸びます。
もし爪がなかったら・・・
手足の爪先には骨がありません。そのため手の爪がないと指先に力が入らず、物をつかんだりなどといった動作がが難しくなります。また、足の爪がないと足に力を入れて踏ん張ったり、歩いたりすることができなくなります。爪はとても大きな働きをしています。
爪で健康チェック
・縦線
加齢が原因で、病気の可能性は低いです。過度のストレスや睡眠不足、過労などでも現れることがあります。
・横線
栄養が届かず、爪の成長が抑えられた時に現れます。原因は、体調不良やストレスなどです。間違った爪の手入れやきつい靴などで傷つけたり、高熱を出した時も出やすくなります。浅くて太い溝の場合、糖尿病の悪化などによる栄養障害の疑いもあるそうです。ちなみに横線が、根元から3mmに横線があれば、約1ヵ月前に何らかの不調があったことが考えられます。
・爪が割れる、二枚爪
爪の乾燥や外部からの衝撃が原因で、栄養不足、加齢、ストレス等も考えられます。水仕事やマニキュアの除光液を使うことが多い人は爪が乾燥しやすいので、二枚爪になりやすいです。また、爪切りの間違った使い方で爪に衝撃を与えると、爪が弱くなり二枚爪になりやすいようです。
・爪の色でわかる病気
- 白 鉄欠乏症貧血や低色素性貧血の疑い
- 白濁 肝硬変や腎不全、糖尿病などの疑い
- 黄色 爪水虫や感染症、リンパ系の病気や新陳代謝低下など
- 青紫色 血流が滞っているサイン。肺疾患や先天的な疾患、悪性の貧血や心臓疾患の疑い
- 青白い 貧血
- 赤 多血症(赤血球が増加することで起こる)や炎症性の腫瘍の疑い
- 黒 内出血。真っ黒の場合、悪性の腫瘍やメラニン色素の増加、内分泌系の異常の疑い
爪に必要な栄養素
・良質なタンパク質
爪の主成分はタンパク質です。鶏のささみや胸肉、卵や豆腐や納豆などの大豆製品、青魚、鮭などに多く含まれています。手に入りやすい食材なので、是非取り入れてみてください。
・形成に欠かせないビタミンA
爪が乾燥し割れやすい、二枚爪になるという方はビタミンAを積極的に摂りましょう。ビタミンAは皮膚や粘膜を作る栄養素で、肌の乾燥を防ぎ肌のバリア機能を高めてくれるとも言われているそう。
鶏のレバーや人参、ほうれん草などの緑黄色野菜、穴子、銀ダラ、バターなどに多く含まれています。
・強い爪に育てるビタミンB2
爪の細胞を活性化させ、強い爪を作るために摂取したいのがビタミンB2です。爪はもちろん、ツヤのある髪や美肌をつくるためにも欠かせません。脂質の代謝も助けてくれると言われているので、ダイエットにも役立ちそうです。
ビタミンB2を効率的に摂れる食材は、豚レバー、牛レバー、うなぎ、乳製品、アーモンドなど。女性に嬉しい効果が満載ですね。
・ツヤ爪になるビタミンE
毛細血管の血行を良くする働きがあるので、ツヤのあるピンク色の爪を作ってくれる栄養素です。
かぼちゃやほうれん草、たらこ、イワシ、うなぎ、アボカド、キウイフルーツ、卵、ピーナッツなどと植物油にも多く含まれています。ビタミンCと同時に摂取するとより効果的です。
・鉄分
貧血予防に欠かせない鉄分ですが、不足してしまうと爪が白く見えたり、横筋が入ってデコボコしたり、反りかえってきたりします。
鉄分が多い食材と言えばレバー類が有名ですが、中でも豚レバーに一番多く含まれています。他にも牛ヒレ肉や鶏もも肉、うなぎの肝、まぐろの赤身、あさり、ひじき、小松菜、大豆製品なども食べると良いでしょう。ビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると吸収が良くなります。
爪は栄養はもちろんですが、日々のケアも大切になってきます。ハンドクリームを使うなど保湿も少し意識してみましょう🤲✨
– この記事を書いた人 –
狩野 彩
かのう あや
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