BLOG

ブログ

皆さんこんにちは。4月に入り、新生活が始まりましたね!環境が大きく変わった人もいればそうでない方もいらっしゃると思いますが、環境の変化によりストレスを感じる方も多いと思います。新しい環境になじもうと頑張りすぎて、心と身体の両方に、本人が思っている以上に大きなストレスがかかっているかもしれません。そこで今日は、新生活のメンタルヘルスについてお話します!

適応障害とは

新しい環境にうまく順応できないことが原因でなってしまうのが適応障害です。周囲にうまく溶け込めるかどうかは、人の心の健康を大きく左右します。もし学校や職場で周りに溶け込めずに孤立してしまうと、つらい気持ちになってしまうかもしれません。こうしたつらい状況で気を付けたい心の病気のことをいいます。精神疾患というよりも、「誰にでも起き得る心身の不調」とみなせる面もあります。

以下のような症状が挙げられます。

・眠りが浅くなる

・疲労が抜けない

・やる気が起きない

・イライラしやすい

・自分に自信がなくなる

こうした症状の程度は個人差が大きく、同じような事態に直面しても普段どおりでいられる人もいれば、はっきりした不調を覚える場合もあります。ただ、事態が深刻になれば、症状もそれだけ深刻化する傾向があります。

よく聞く五月病も適応障害の一形態です。適応障害は環境の変化やつらい事態に直面して、すぐ発症するとは限らないのです。少し時期を置きますが、3か月以内には上記に挙げたような不調が現われてきます。新生活が始まった4月が過ぎて、5月から6月のこの時期は五月病に要注意です。また適応障害の症状は心身の不調だけに限らず、生活が荒れるといった行動様式に顕著に現われる可能性もありますので気を付けましょう( ゚Д゚)

メンタルヘルス不調の背景

主に、新しい職場・人間関係・業務内容などによる環境の変化が挙げられます。また、入社前の仕事へのイメージと、入社後に直面する現実とのギャップがストレスを生んでいます。さらに、近年は感染症対策により、リモートワークや在宅勤務が導入されたことで、従来とは異なる環境下で仕事をしなければならず、先の見えない不安を抱える新入社員も少なくありません。

適応障害を治すには?

・十分に休養する

ずっとベッドに横になっているのもストレスがたまるので、普通の暮らしを続けましょう。「早く治そう」と焦らず、適度に活動し、適度に休みながら、ゆっくりと回復を待つくらいの気持ちで過ごしましょう。

・問題をはっきりさせる

何がどのように問題なのかを自分自身に問いかけ、問題をはっきりさせるとすっきりすることができるかもしれません。

・考え方を変える

適応できないからおかしい、弱いというわけではありません。適応できない環境は、誰にとっても一定の確率で遭遇するものです。確かに多くの環境に適応しやすい人やしにくい人などはいますが、すべての環境に100%適応できる人などはいません。適応障害を発症してしまった事に対して、自分の価値観はおかしい、などと思わないようにしましょう!

コロナ禍でこれまでにない大きな変化が生じる中、ストレスを強く感じる方は増加傾向にあります。ストレスを抱えて悩む方の早期発見やサポートは、貴重な人材の離職やうつをはじめとしたメンタルヘルス不調による休職リスクを軽減することにつながります。若手社員が仕事に対して熱意を持ち、高い意識で自律的に取り組んでもらうには、企業としても適切なサポートが必要です。社員自身が自らの思考や行動を整え、ストレスに対処できる能力の向上も重要になってくるでしょう。

– この記事を書いた人 –

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_71611-768x1024.jpg

大矢 波音
おおや はのん



ジムについての最新情報やお知らせ等もInstagramにて発信していますので是非是非チェックの方よろしくお願いいたします!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。