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こんにちは。むくみで悩んでいる方いらっしゃると思いますが、「どうしてむくむんだろう」「どうやって解消するのかやり方が分からない」と悩んでいる方は少なくないと思います。そこで解消法はもちろん、原因やむくまない予防法をご紹介していきます。

「むくみ」とは

むくみとは、皮膚のすぐ下の皮下組織に余分な水分が溜まった状態のことをいいます。むくむ場所は心臓から遠く、重力の影響を受けやすい足はむくみやすい傾向にあります。特にふくらはぎはあまり動かさず筋肉量が少ないと、むくみやすくなるでしょう。

むくみの多くは一過性のものなので一晩寝て治れば特に心配はいらないです。しかし徐々にひどくなったり何日もむくみが取れない場合は重大な疾患がある可能性があるので医療機関を受診してみた方がいいでしょう。

むくみの原因

自分が何でむくんでいるのか多くの方が気になっているかと思います。自分の生活と照らし合わせて原因を探ってみてください。

・運動不足

運動不足になると筋力が低下し、血行が悪くなります。すると滞った血液から水分が流れ出て、体がむくみやすくなります。

・同じ姿勢のまま

デスクワークで座りっぱなしや長時間の立ち仕事をしている方は、血液の循環が悪くなり血管から多く水分が流出してしまうためむくみやすいです。流れ出た水分は重力の影響で下肢にたまるので脚がむくんでしまいます。

ちなみに歩いている場合は足の筋肉がポンプの役割を果たし血液を循環させるため、あまりむくみません。

・水分、塩分の過剰摂取

水分を摂り過ぎると、体内の水分量が増加し、増えた分が血管の外に染み出してむくみが起こってしまうのです。

また塩分を摂り過ぎると、人間の体には体内の塩分濃度を一定に保とうとするはたらきがあるのですが、それを薄めるために体は水分をため込みます。すると体内の水分量が増加し、むくみにつながるのです。

・身体の冷え

体が冷えると血行が悪くなって血管から水分が染み出し、むくみが起こりやすくなります。また、筋肉が硬くなり、血液の循環を助けるはたらきが弱くなります。そのため冷えるとむくみやすくなります。

・アルコールの摂取

お酒を飲み過ぎた翌日に顔がむくんでいたという経験のある方いらっしゃるかと思います。アルコール摂取は血液中のアルコール濃度が高くなり血管が拡張します。すると静脈などで水分の処理が間に合わなくなり、血管から染み出す水分の量が増えてむくみが起こるといわれています。

・女性ホルモンの影響

排卵期後にプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量が増加します。するとプロゲステロンによる体内に水分を蓄える作用により生理前はむくみやすくなってしまいます。

・妊娠、出産

妊娠でおなかが大きくなると、脚の静脈を圧迫するため血行が悪くなり足がむくみやすくなります。また出産すると羊水が一気になくなり、母乳に水分が必要なことから母体は水分不足の状態になります。すると体が水分を蓄えようとするため、むくみが起こってしまうこともあります。

ちなみに全身あちこちむくむ場合には、「周産期心筋症」による心不全を発祥している可能性があります。命のかかわる場合があるので、全身にむくみがある場合には医療機関を受診しましょう。

・薬の副作用

病気の治療のために服用する薬の副作用でむくむことがあります。薄毛治療薬でも副作用で顔や足がむくむ場合があります。服用後にむくんだ場合には、自己判断せず医師に相談してください。

・病気

むくみが続く場合や徐々にひどくなっていく場合は病気の可能性もあります。速やかに医療機関を受診してください。下記の病気はむくみが起こる主な病気です。

  • 心不全
  • 腎臓病
  • 肝硬変
  • 甲状腺機能低下症
  • 下肢静脈瘤
  • 深部静脈血栓症
  • リンパ浮腫

むくみの解消法

むくみをどう解消できるか悩んでいる方多いと思います。多くの方は一過性のものなので自分でケアして和らげることができます。

・マッサージ

マッサージは筋肉をほぐすよりも、滞っている血液やリンパ液を流すことを意識します。心臓から遠い足先から始め、太ももに向けてなでるようにマッサージをしていきます。その際、乳液やクリーム、マッサージオイルなどがあれば使いましょう。

・ストレッチ

つま先立ちになり上げ下げするだけでふくらはぎの筋肉がポンプのはたらきをし血行をよくしてくれるのでむくみ解消になります。他には足首を回したり膝の曲げ伸ばしなど、凝り固まった筋肉をほぐして血行改善しましょう。

・足を上げる

重力の影響で水分は下肢にたまりやすいので、足を上げることでむくみが解消されます。床に寝転んで椅子などに足を乗せたり壁に足を立て掛けるなど、足の位置を心臓より高くすることを意識して上げてみてください。

・入浴

体を温めることで血行が良くなり、むくみの解消につながります。またお湯による適度な水圧が体に滞った水分を流してくれます。入浴が難しい場合は、足湯をするだけでも効果があります。

むくみの予防法

できるだけむくまないよう予防法を知りたい方多いと思います。日々の生活習慣を見直し、むくみをおこしにくくしましょう。

・負担がかかる靴や服を避ける

ヒールの高い靴やサイズが合わないなど、足に負担がかかると血行が悪くなります。またきついサイズの下着や服でも血行が妨げられ、むくむことがあります。自分にフィットした靴や服でむくみ予防になります。

・カリウムの摂取

カリウムはナトリウム(塩分)の排出を促すはたらきがあるミネラルです。日々の食生活で塩分の摂取量を減らし、カリウムを増やすことを目指してみましょう。特にバナナやキウイフルーツ、さつまいも、長芋、アボカド、ほうれん草、わかめ昆布などが多く含まれています。

その他の予防法は、むくみ原因にあるような入浴や運動不足、体を冷やさない、塩分・アルコールを控えることをしてみてください。原因を把握して生活習慣を改善し予防してみましょう🦵✨

– この記事を書いた人 –

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狩野 彩
かのう あや



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